2012年5月 3日 (木)

J-45のリペア完了

ゆりにゃんとウィッツィーとお茶したあと、国分寺駅のホームから工房に電話しJ-45を引き取りに行った。

今回のリペアでやってもらったこと
・ブリッジのサドル溝に空いた穴(前オーナーの魔改造の跡と思われる)を埋める作業。
・フレットの摺り合わせとネックの調整。
・ナットとサドルは牛骨(無漂白)で新しく作って交換。

結果
・すごくよく鳴るようになった。
・すごく弾きやすくなった。
・低音域のモコモコがなくなった。
・張りのある低音が出るようになった。
・高音域もちゃんと出るようになった。

今回のリペアで、弦の音をなるべくロスなしでトップに伝えることが大事だということがよく分かった。


新しいナット(牛骨無漂白)はこんな

K3300104_2


新しいサドル(牛骨無漂白)はこんな

K3300105

美しい…


今回お世話になった工房は、
Keystone Stringed Instrumentsというところで、
ギター製作家の
西恵介さんがやっている。
アーヴィン・ソモギ氏の一番弟子の方に師事していたようである。


生まれ変わったJ-45の初舞台となる来週のワンマンライブ、ぜひ来てください。
5月9日(水) @高円寺ALONE 20:00開演
詳細はこちら

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2012年4月25日 (水)

愛器J-45をリペアに出す。

愛器ギブソンJ-45。
もっと音質と弾きやすさがなんとかならないかと何年も思い続けてきた。
ワンマンもあることだし、ここでリペアに出すことを決意。

ギターの工房に入るのは生涯初。
いかにも木工って感じの部屋がかっこいい。
リペア中のギターが何本か置いてあったが、ギブソン率が高い。
ギブアコは人気があり、なおかつ手のかかる子ってことなんだろう、たぶんw

まずはこちらが気になることを職人さんに話し、そのあとギターを調べてもらいつつ現状と必要なリペアを説明してもらった。

症状はこんな感じ。
◯ネックがハイフレット側で順反りしている。
◯サドルがブリッジ穴に対してスカスカで前傾している。
◯ハイフレットの弦高が高い。
◯バックに2箇所ちょっとした割れ。今回は放置。
◯ネック接合部のトップにちょっとした割れ。今回は放置。
◯ローフレットはすり減っていて擦り合わせ不可。しかし、今回その必要はない。

その結果行なってもらう処置は、
◯サドルを作り直し。材質もプラスチック→牛骨(無漂白)に。
◯ついでにナットもプラスチック→牛骨(無漂白)に交換。
◯ハイフレットの擦り合わせ。
サドルとナットを変えるとかなり音質が変わるようだ。
もやもやした中音域→すっきりみたいな感じで。

今回最初にギターを見せたとき、そんなに古いものでもないのに「ずいぶん年季が入ってますねえw」と言われたときには、
けいおん!で唯がレスポールをメンテしてもらうシーンを思い出し、思わずほっこりw

トップのネック接合部の割れはよくあることで、そんな気にすることではないという話は目からうろこだった。なんか謎っぽいヒビだったし、自分の扱いの悪さが引き起こした致命的な傷かもとずっと思っていたので。

本当は納期に2週間と言われたが、5月9日にワンマンやると話したら、1週間でやってくれるとのこと。ありがたい、本当にありがたい。
ワクテカしながらの一週間が始まる。アコースティックギターというデリケートで素敵な楽器に出会えた幸せも噛み締めながら。

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只今のBGM
ガラスの言葉 / 吉田拓郎

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2011年7月28日 (木)

第三回 Gibsonアコギの試奏 @国立

今日は国立のFAR EAST GUITARSで弾いてきた。
待望のビンテージ初体験である。
本日弾いたギブアコは3本。

HUMMINGBIRD(1969年製)
先日弾いた新品のハミバより鳴ってたし、弾きやすかった。
木製アジャスタブルサドルが渋い。

J-45(1963年製)
さすがビンテージ、よく鳴りおる。
モーンとした感じの鳴りは、たしかに新しいギターでは絶対出せないものだろう。
素晴らしい音だったけど、ある感情がちょっと芽生えた。

J-45(2002年製)
鳴りは悪くなかったが、63年弾いたあとだとさすがに味気なさを感じた。
ちょっと自分のギター(94年製)と音の傾向が似てた気がする。
そしてある感情は更に膨らむ。

今回も快く試奏させれくれた店員さんに感謝。

で今回芽生えた感情とは、
本当に今ギターを買うべきか、ということ。
いい音のギターを弾くことで何かが変わるのか?
そこから感動を生み出すことができるのか?

ま結論は出てないし、ギブアコ試奏はまだ続く。

只今のBGM
旅の宿 / 吉田拓郎

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2011年7月27日 (水)

第二回Gibsonのアコギ試奏 @吉祥寺

吉祥寺のロックインで2本ばかり試奏してきた。

J-160E
一度弾いてみたかったギター。
思ったよりは鳴ってたかな。
やっぱり単体ではビートルズのあのサウンドは出なかった。
しかしギブソン特有のジャキジャキ感はなんとなくあった。

SJ-200(中古のたぶん90年代もの)
まさに浅井健一のあの音。
かなり鳴ってたし、好きな音だった。
でも、あの形が好きになれないんだよなあ…

毎度のことだが、買いもしないのに高価でピカピカなギターを弾かせてもらうことに申し訳なさを感じる。
今回も嫌な顔一つせずに弾かせてくれた店員さんに感謝。

只今のBGM
水色 / BLANKEY JET CITY

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2011年7月13日 (水)

ギブソンアコギの試奏に行ってきた

今日、ギブソンのアコースティックギターを試奏してきた。

秋頃を目標に購入を考えていて、それまでに一本でも多くのギブソンアコギを弾こうと思っている。
ギターは同じ銘柄でも個体によって音も弾き心地も違う。特にギブソンは個体差が大きいと言われている。

記念すべき試奏第一弾は、立川のMusic Inn Tom。いつも弦を買いに行く店だ。
新品のJ-45が2本あったので両方弾いてみた。たぶん両方とも現行モデル。
最初に弾いいた時の感想が、
J-45ってこんなに鳴るギターだったんだ!自分のJ-45と全然違うw
最近の新品J-45がしっかり鳴るということが分かったのが収穫だった。

つづいてフロム中武にあるROCK INN 。
ここではJ-45の1960年代のリイシューモデル、Hummingbird、Doveの三本を弾いてみた。
HummingbirdとDoveは、いまひとつ気に入らなかった。あまり鳴っていない感じがしたし、期待していたジャキジャキ感もあまりなかった。
で、J-45の1960年代のリイシューモデルである。これは今日弾いた中で最高の音だった。
鳴りも良かったし、音にギブソンらしさがあった。アジャスタブルサドルの効果も大きかったのかもしれない。
60年代リイシューものの音は『銘器の音』というCDで聴いたことがあり、とても気に入っていたので、やっぱり期待通りだったのがここでの収穫。

Music Inn TomとROCK INN立川店の店員さん、快く試奏させれくれてありがとうございました。

もう一件行く予定だったビンテージ系の店は定休日のため、再来週に訪問する予定。
ギブソンアコギのビンテージものは弾いたことがないので非常に楽しみ。

只今のBGM
やさしい悪魔 / 吉田拓郎

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